シーズン終了となり、プレイオフ進出12チームも決定となりました。

プレイオフ残りの3枠
2018シーズン記録
解雇されたHC達
気になったニュース
週間MVP

 プレイオフ残りの3枠

ベンガルズ 13-16 スティーラーズ

ブラウンズ 24-26 レイブンズ

先にスティーラーズが勝利し、選手がスタジアムに残ってブラウンズ@レイブンズを見守る中、最後のブラウンズのドライブを抑えレイブンズが地区優勝でプレイオフ進出となりました。スティーラーズは残念ながらシーズン終了となりました。

この試合はルーキーQB対決となりましたが、メイフィールドは3INTを食らう結果に、でもターンオーバーを食らっても怯まず強気のプレーコールをしたキッチンズOC それに答えここまで接戦をしたメイフィールドには賛辞を送りたいです。

ジャクソンはランすごかったですね。そしてフェイクがうまい。ブラウンズ守備がひっかかりまくって最初どうにもできませんでした。みごとに90y 2TDランを決められました。パスも精度自体はそこまでてはなかったもののいいところではちゃんと通すし、危ういパスは投げなかったですし、ジャクソンは素晴らしいQBだったと思います。プレイオフ進出おめでとうございます。


ベアーズ 24-10 バイキングス

イーグルス 24-0 レッドスキンズ


バイキングスは勝てばプレイオフでしたが、同地区優勝のベアーズ守備相手に攻撃が沈黙し敗戦。イーグルスはレッドスキンズを完封し最後の最後で逆転プレイオフ進出となりました。

イーグルスはWeek15から先発QBをフォールズに変更。ウェンツが背骨にちょっとヒビが入ってるということで今シーズンは無理をさせない処置としかこの時は思っていませんでした。フォールズに交代してからラムズ テキサンズというプレイオフをすでに決めていたチームに連勝。最終戦レッドスキンズを完封とミラクルを起こした結果まさかのプレイオフ進出となりました。なんというかさすが昨年度のスーパーボウルMVP獲得者はもってますね。正直他のプレイオフ進出チームにとっては何を起こすかわからない恐怖のチームが来てしまったなと。このままミラクルを起こしまくり2年連続スーパーボウルもありえない話ではありません。来週の試合も楽しみです。


コルツ 33-17 タイタンズ
勝った方がプレイオフ 負けたらシーズン終了という天国と地獄を分けるゲームとなりました。ちなみに引き分けになるとスティーラーズがプレイオフ進出ということもあり、本当に勝ち負けしか許されないゲームでしたが、コルツが勝ち最後のワイルドカード枠を獲得しました。

この試合タイタンズはQBマリオタが欠場となってしまいギャバートが先発。出来としては残念でしたがその分守備が頑張ってなんとか後半途中までは1ポゼ差につけていましたが、最後は力尽き差をつけられコルツの勝利となりました。

コルツはラックの復活 TEエブロンとのコンビ OL強化成功 ルーキーDLレオナード大活躍など開幕前は想像つかないチームに変貌しました。開幕後1勝5敗と完全にスタート失敗しましたが、その後は9勝1敗としっかりと立て直すことに成功しました。勢いは十分です。プレイオフでも怖い存在となるでしょう。

来週はワイルドカードプレイオフとなります。



 2018シーズン記録

  • パス
ロスリスバーガーがキャリアハイの5000y超えで1位となりました。残念ながらプレイオフはのがしてしまいましたが、ロングボムを多様し攻撃を牽引しました。
2位のマホームズは5000y 50TDパスを達成50TDはブレイディに並ぶ歴代2位タイとなりました。(歴代1位はマニングの55TD)チームは見事第1シードを獲得し文句のないシーズンでした。シーズンMVP当確と思われます。




  • ラン
エリオットが自信2度目のリーディングラッシャーとなりました。チームも地区優勝を果たしています。
2位のルーキー バークリーはレシーブでも721y獲得しスクリメージヤード2000y達成しています。(エリオットも2000y達成しています)攻撃新人MVPはおそらくメイフィールドと一騎打ちとなるでしょう。

  • レシーブ
ジョーンズが2015年以来2度目のリーディングレシーバーを獲得しました。
2位のホプキンスはテキサンズの攻撃を牽引し、地区優勝に貢献しました。


  • サック
ドナルドが20.5サックを達成し初のサック王となりました。
2位は16.0サックを上げたワットとなりました、しっかり復活してきました。どちらの選手もDTもできるパワーもある選手です。この2人はほんと抜きん出ていますね。


  • タックル
ルーキー レオナードがチームレコードも更新する163タックルを記録しました。
7.0サック 2INT 4FFとタックル以外の記録も素晴らしく新人守備MVP候補となっています。今年の新人守備MVPは候補がたくさんいすぎますね、3人くらい受賞させてもいいくらいレベルが高いです。てかなんでプロボウル選ばれなかったんや。。。

  • インターセプト
7INTでベアーズのフラー ファルコンズのケイジー ドルフィンズのハワードが獲得しました。
この中ではやはりベアーズの強力守備陣の一員としてDBをまとめたフラーが目立っていましたね。プレイオフでも楽しみです。




 解雇されたHC達

6チームのHCが解任となりました。まあ成績を考えると致し方がないかなと思える解任です。
カーディナルスのウィルクスはHC1年目でしたが、32チーム中最下位でチームの攻撃スタッツに驚愕しましたが、得点 パス ラン 総獲得ヤード すべて最下位でした。
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正直これは初めてみますかねぇ。。。1年目とは言え来年に向けて何も残せなかった感じではあるので致し方がなしかと。

ベンガルズのルイスHCは昨年ギリギリで契約延長となり、迎えた今シーズンでしたが開幕当初は良かったのですが、怪我人を抱え成績が落ち残念ながら今年で去ることになりました。プレイオフ進出7回導いたのは素晴らしい成績だと思います。ただ残念ながらプレイオフで1勝も上げられなかったという不名誉な記録も残してしまいましたが・・・

シーズン途中にHCを解任したパッカーズとブラウンズも来シーズンはおそらく新HCを迎えることになると思われます。(グレッグ・ウィリアムス代行がそのままの可能性もありますけど)来年は8チームが新たなスタートを切ることになります。

https://en.wikipedia.org/wiki/2019_NFL_season#Head_coaches




 気になったニュース

  • ブライアン・オラクポが引退表明
ワイルドカード枠決定戦に敗れた翌日引退を表明されました。
10年目32歳となったオラクポですが、2012年に胸筋断裂 2014年シーズンに右肩負傷でシーズンエンドとなる大怪我もありましたが、みごと翌シーズンには復帰を果たし、10サック前後は計算できるEDGEラッシャーとして活躍、通算66.0サックを記録しています。

ただ今年は13試合先発出場したものの1.5サックと不振、引退の理由としても身体的なものということと話されています。殿堂入りにはならないものの十分記憶に残るEDGEラッシャーでした、おつかれさまでした。


  • カイル・ウィリアムスが引退表明
最終戦を前に引退を表明しており、Week17が引退試合となりました。そこでこの攻撃に参加しキャリア初のレシーブを記録するという演出。(ちなみに昨年はランTDも記録しました)チームも快勝しウィリアムスの引退に華を添えました。

ビルズ一筋13年 183試合出場 48.5サックを記録しました。今年はチームの改編期と重なってしまいチームは残念な結果となってしまいましたが、昨年は自身はじめてのプレイオフを経験しており、本当に一度でも出れてよかったなと思います。

AFC東はペイトリオッツという高い壁があり、それに挑み続けた13年でした。なかなかチームも浮上のきっかけがつかめないことが多かったと思いますがそれでも守備のリーダーとしてずっと支え続けた結果が昨シーズンのプレイオフだったと思います。ブラウンズも一度は御大トーマスにプレイオフの経験をさせてあげたかった。。。。。おつかれさまでした。


 週間MVP

攻撃部門

AFC ビルズ QB ジョシュ・アレン
NFC カウボーイズ TE ブレイク・ジャーウィン


アレンが3TDパス 2TDランの5TDを稼ぎました。2週連続ルーキーQB受賞です。
ジャーウィンが3TDレシーブでジャイアンツ相手に競り勝ち受賞となりました。

アレンはシーズン631y 8TDランを記録してチームのQBのランTD記録に並んだそうです。ちょっと無茶することもありますが、来年に期待が持てるプレイをしていましたね。



守備部門 ST部門

守備部門
AFC コルツ LB ダリウス・レオナード
NFC イーグルス DL フレッチャー・コックス


レオナードは8タックル+試合を決定づけるINTをとり受賞
コックスは3サック 1FFでレッドスキンズを完封し受賞となりました。

ST部門
AFC レイブンズ K ジャスティン・タッカー
NFC ライオンズ K マット・プレイター


タッカーは正確なキックでプレイオフ進出に貢献
プレイターはFGフェイクTDパスを成功させ受賞となりました。