今週もざっくりまとめていきます。
サースデイナイト ジャガーズ@タイタンズの浅い展望はお休みします。

ラムズ地区2連覇
6アップセット
マッカーシーHC解雇
気になったニュース一覧
週間MVP

 ラムズ地区2連覇

ラムズ 30-16 ライオンズ
ラムズがNFC西地区優勝で2連覇達成、次なるターゲットはシード権

WRブランディン・クックス DLヌダコング・スー CBマーカス・ピータース CBアキブ・タリブの大補強をし、DLアーロン・ドナルド RBトッド・ガーリーとは大型契約を結び、開幕前から今年に掛ける意気込みが桁違いでした。その期待通りの成績を収めることができ、残り4試合を残し地区2連覇を決めました。

RBガーリーは今年も攻撃MVP候補となりそうです。現段階でランは1106y 15TD レシーブは474y 4TDと申し分ない成績。合計19回のTDの数をどこまで伸ばせるのか注目です。ちなみに歴代TD記録は2006年のRBラディニアン・トムリンソンの31回です。さすがにここには届かないでしょう。

DLドナルドは守備MVP2連覇確実となっています。すでに昨年のサック数11.0を超え、現時点で16.5サックとキャリアハイの数字となっています。ロスタックルも20回で、どちらも1位となっています。このまま残り休んでも選ばれるレベルの成績です。ほんと恐ろしい選手です。歴代サック数記録は2001年 EDGEマイケル・ストレイハンの22.5サックです。記録更新の可能性は十分あります。

この2人の活躍がやはりすごかったですね。もちろんQBジャレッド・ゴフのパス攻撃も見事でしたし。強固なOLも今年も健在でした。文句のつけようのない優勝でした。今後はシード順位を確定させる戦いとなります。おめでとうございます。



 6アップセット

今週はアップセットが多かったです、6試合をPICKしました。

セインツ 10-13 カウボーイズ
現状一番スーパーボウルに近いんじゃないかと言われていたセインツでしたが、カウボーイズ相手に今まで圧倒していた攻撃を封殺されました。カウボーイズも東地区首位なのでアップセットというのは不適切かもしれませんが、セインツ勝ちだと思ってた人が多かった試合だったので驚きでした。

この試合はQBブリーズが127yに抑えられたのも大きいですが、RBカマラ・イングラムのランをしっかり抑えられたのが大きかったと思います。これで今年のカウボーイズの守備はスタッツだけじゃなく本物だということが知らしめることが出来た試合でした。

セインツは10勝2敗 カウボーイズは7勝5敗で、どちらも地区首位をキープしました。



ベアーズ 27-30(OT) ジャイアンツ

ベアーズの先発QBが代理のダニエルでしたが、守備のチームだし、今シーズン3勝でプレイオフの目がないジャイアンツ相手ですから問題なく勝てるんじゃないかと思われました。

ルーキーRBバークリーが125yランでチームを牽引し、スペシャルプレイでベアーズを引き離し、残り試合時間2分切って27-17と2ポゼション差をつけジャイアンツ勝利と思われましたが、タイムアウトと使いながら40秒でFG オンサイドキック成功し試合時間終了と共にTDを奪い同点にベアーズが追いつき延長戦

この流れならベアーズ逆転かと思われましたが、ジャイアンツがFGを入れた後のドライブをなんとか抑えきり勝利をもぎ取りました。

これでベアーズは8勝4敗となりましたが、まだ地区首位をキープしております。



コルツ 0-6 ジャガーズ
5連勝中でワイルドカード争いに加わったコルツでしたが、今シーズン不調のジャガーズ相手にまさかの完封負けを喰らいました。

ターンオーバー2回 ギャンブル失敗2回が響き、FGすら蹴る事なく完封負けとなりました。ギャンブル失敗がかなり痛かったですね。コルツは6勝6敗の五分の星となりました。ワイルドカード争い中痛い1敗を食らいました。

ジャガーズ先発QBコーディー・ケスラーはブラウンズ時代8試合先発出場しましたがいづれも勝てず、今回の試合で先発初勝利となりました。ブラウンズ時代は何度か勝てる試合はあったものの負け続け残念な結果でしたが、初勝利おめでとうございます。



パンサーズ 17-24 バッカニアーズ

1ヶ月前まではワイルドカード1番手だったパンサーズですが、この試合にも破れ4連敗となってしまい6勝6敗の五分の星まで落ちてしまいました。この試合では常に追いかける展開となりニュートンが4INTの大乱調。TEオルセンも負傷してしまい、文字通り痛い敗戦となってしまいました。

ここ3試合は1ポゼ差の接戦で負けておりあと一歩足りないという状況です。ニュートンは4試合連続でINTを与えてしまっています。なかなか攻撃が波に乗れないのが原因でしょう。次週はブラウンズ戦となります。うちも頑張りたいです。

バッカニアーズは同地区の意地を見せていますね。セインツにも開幕戦で金星を掴んでいますし本当に侮れないチームです。




カーディナルス 20-17 パッカーズ
今シーズン不調のパッカーズで流石にそれよりも不調のカーディナルス相手なので流石に勝てると思っていましたが、互角の勝負となり最後はKクロスビーが49yの同点FGに挑みましたが、外し敗戦となってしまいました。

この敗戦で4勝7敗1分となりプレイオフの目はほぼ消えたこともあり、13年チームを指揮していたHCマイク・マッカーシーが解任となってしまいました。詳細は下の記事で

今年のパッカーズは試合自体は接戦が多く、強豪にもいい試合をしていたのですが、勝ち切ることが出来ずこうなってしまった感じでした。ここまで勝負弱いパッカーズはNFL見始めて10数年ですがあまり見たことはなかったですね。来年は新HCで立て直せるのでしょうか?

 マッカーシーHC解雇

パッカーズがHCマッカーシーを解任

今年の成績不振で今シーズンを最後にグリーンベイを離れるのではないかという噂はありましたが、カーディナルス戦の敗北後にシーズン途中解雇となってしまいました。

2006年からパッカーズのHCに付き13年目となり6回の地区優勝 9回のプレイオフ進出 2010年シーズンはスーパーボウル制覇など輝かしい成績を収めていた功労者。アーロン・ロジャースを育て、鉄人ブレッド・ファーブから先発を移行させ、短期間で再構築させ長らく強豪チームとして君臨しました。

昨年はロジャースの怪我で不振に陥りましたが、今年はロジャースは復活しましたが、試合結果につながらない状態で4勝7敗1分とプレイオフ絶望的な成績となってしまいました。

ベアーズ
バイキングス
レッドスキンズ
ビルズ
ライオンズ
49ers
ラムズ
ペイトリオッツ
ドルフィンズ
シーホークス
バイキングス
カーディナルス

今年の当たりはこう見てみるとここまで厳し目な相手が多かったかもしれませんが、そこを五分以上でいかないといけないチームではありますからね。今年沈んでいるカーディナルスにも負け3連敗となり解雇となってしまいました。

今後は暫定HCとしてOCのジョー・フィルビンが兼任することになります。

いつからかはわからないが、マッカーシーHCとQBロジャースの間には確執があったようで、プレイコールに不満を持っていたという記事が目立っています。

Report: Aaron Rodgers Would 'Regularly' Change Mike McCarthy's Play Calls | Bleacher Report | Latest News, Videos and HighlightsReport: Aaron Rodgers Would 'Regularly' Change Mike McCarthy's Play Calls | Bleacher Report | Latest News, Videos and Highlights 

このロジャースを納得させることができるHCを来年迎え入れることができるか。来年のパッカーズの一番の問題かもしれませんね。



 気になったニュース一覧


先週の出来事ですが本当に驚きましたね。ハントはチームに嘘の証言をしていたらしく。映像公開によって嘘がバレたということで解雇となったそうです。

「チーフス、家族、兄弟だと思っている選手たちの期待を裏切った」とハント

公開された映像はこちらです


うーん手を出しちゃあかんですわ。流石に決定的な証拠があるのでどこかに所属になっても出場停止処分がすぐ下る可能性は高いでしょう。現在獲得意思を示しているチームは無いようです。

好調のチーフスがこれで流れが変わらなければいいのですが、とりあえず今週のレイダース戦で勝利を収め10勝2敗となり首位キープしています。

空いた枠にはRBチャーキャンドリック・ウェストを呼び戻しました。

チーフス、RBウエストと再契約でRBを補強

アメリカは薬よりも女性への暴力行為の方が厳しい印象なので、こう決定的な映像というと、元レイブンズのRBレイ・ライスの件(女性に暴行し失神させたのが防犯カメラに残っていた)などもありましたから、それから比べると軽いとは言え復帰は大変かもしれません。まずは復帰よりも問題解決を優先に動いた方がいいかと思います。



  • 怪我人多発
記事になっているところはこんなところです。マッコイ・コナー以外は怪我人リスト入りし今シーズン終了となりました。パンサーズは下り坂なところにオルセンの離脱で、ワイルドカード争いに黄色信号が灯りそうです。なんとか踏ん張れるか来週のブラウンズ戦は今シーズンを決める対戦となるかもしれません。


レッドスキンズ マッコイは今週のイーグルス戦で途中離脱、足の骨折となりましたが、記事では怪我人リスト入りと書いてありますが、グルーデンHCは怪我人リストには入れず、シーズン最終で戻ってくることを待つということを表明しました。今週イーグルス戦で敗退し、6勝6敗でイーグルスと並び地区2位となっています。(地区首位はカウボーイズの7勝5敗)まだ地区優勝の目は十分残っている状況ではありますが、QBの相次ぐ離脱で厳しい状況になっています。バックアップにはジョシュ・ジョンソンと契約をしたようです。
レッドスキンズがジャーニーマンのQBジョンソンと契約


ブロンコスのサンダースは練習中にアキレス腱の断裂という残念な負傷となってしまいました。チームは連勝中でワイルドカード争いをしているところでしたので、ここに来てエースレシーバーの離脱はかなり痛いです。

あとサンダース自身も31歳ですので、このアキレス腱断裂はキャリア的にも復帰はかなり大変になりそうです。アキレス腱は靭帯系よりも能力が戻らないというのが定説ですしね。なんとか頑張って来季復帰を願います。


ブレイディがスクランブルするのは相当珍しいことで、19年 265試合でやっと1000yランを達成しました。逆にここまでスクランブルしないで来れたというのがすごいことかなと思います。スニークだけだと何yくらい進んだんでしょうね?得意技ではあるけど年間20yも進めてはいなさそうですがwwww

モバイルとして活躍しているキャム・ニュートンは23試合 ラッセル・ウィルソンは31試合で達成してるそうです。

ちょっと現役であまり走って居なさそうなQBのラン記録しらべてみました。

BAL ジョー・フラッコ 163試合 811y
ATL マット・ライアン 170試合 1124y
LAC フィリップ・リバース 208試合 572y
NYG イーライ・マニング 228試合 558y
NO ドリュー・ブリーズ 261試合 762y


ポケットパサーの1000yってなかなか達成できないもんなんですね。こう見るとポケットパサーの寿命は長いですねほんと。




 週間MVP

攻撃部門

AFC ブロンコス RB フィリップ・リンジー
NFC ラムズ RB トッド・ガーリー


ベンガルズ相手に2TDを奪い試合をコントロールしたルーキーRBリンジー
地区2連覇に2TDで貢献したRBガーリーが今シーズン2回目の受賞となりました。


守備部門 ST部門
守備部門
AFC ドルフィンズ CB ザビアン・ハワード
NFC シーホークス LB ボビー・ワグナー


ビルズから2INTを奪ったCBハワード
49ersからPICK6を含む2つのターンオーバーを奪ったLBワグナーが受賞しました。

ST部門
AFC チャージャース CB(PR) デズモンド・キング
NFC ジャイアンツ K アルドリック・ロサス


パントリターンTDを決め、守備でも貢献したCBキング
ベアーズ相手にキックを外さずアップセットを演出したKロサスが受賞しました。