なんとか16試合見直すことができました。ポジティブPOINTを必ず見つけるという課題を課したおかげで意外と見れる試合も多かったかなと思います。全敗だったんですがね・・・

ということで簡単に総括をしていこうと思います。昨年みたいに細かい数字とかはやめておきます。

2017シーズン対戦結果表
オフェンス面を簡単に総括
ディフェンス面を簡単に総括
ポジティブプレイ・オブ・ザ・イヤー

  2017シーズン対戦結果表

プレシーズン
1 セインツ 14-20
2 ジャイアンツ 6-10
3 @バッカニアーズ 13-9
4 @ベアーズ 25-0
レギュラーシーズン
1 スティーラーズ 21-18
2 @レイブンズ 10-24
3 @コルツ 28-31
4 ベンガルズ 31–7
5 ジェッツ 17-14
6 @テキサンズ 17-33
7 タイタンズ 12-9(OT)
8 バイキングス 33-16
10 @ライオンズ 24-38
11 ジャガーズ 19-7
12 @ベンガルズ 16-30
13 @チャージャース 10-19
14 パッカーズ 27-21(OT)
15 レイブンズ 27-10
16 @ベアーズ 3-20
17 @スティーラーズ 24-28

スコアをクリックすれば、該当の記事に飛びます。

プレシーズンの4連勝は一体何だったんでしょうねぇ・・・・

全敗となりましたが、シーズン中盤内容良かったんですよね。Week8~11にかけては相手がプレイオフ候補じゃなければ十分勝てたと思います。

あとWeek7 Week14のオーバータイムまで持ち込んだ試合ですねぇ。特にWeek14のパッカーズ戦は最後の最後で追いつかれてのオーバータイムだったので、もうひと踏ん張りさえできていればという悔しい負けでした。

 オフェンス面を簡単に総括

オフェンス スタッツ 順位
平均得点 14.6 32
獲得ヤード 308.9 24
ランヤード 107.1 18
パスヤード 201.8 22
3rdダウン成功率(%) 33.8 28
ドライブ得点率(%) 21.9 32
被サック数 50 27
被QBヒット数 126 32
被ロスタックル数 30 2
被インターセプト 28 32
ファンブルロスト 13 29
被パスディフェンス 96 30


やっぱり一番目に余るのはインターセプトの数ですね。内訳は
カイザー 22
ホーガン 5
ケスラー 1


流石に多すぎましたね。そして敵陣20yのレッドゾーンオフェンスでの弱さが印象的でしたね。
https://www.pro-football-reference.com/years/2017/redzone-passing.htm
こちらからカイザーのみ抜粋しましたが

2017Browns week17-05

インターセプト数6はさすがに多すぎます。次に多かったのが3回だったので、ダブルスコアで独走状態でした。レッドゾーンオフェンスは相手守備の密集率が高くパスの精度は落ちるのはわかりますが、さすがに30%台は低すぎます。この徹底的なレッドゾーンオフェンスの弱さが最大の欠点だったんじゃないかなと思います。20回以上パスを投げた38選手中36位のパス精度でした。
(ちなみに
37位 IND ジャコビー・ブリセット 28.85%
38位 HOU トム・サページ 25.0%  でした。)

ルーキーを使わざるを得ない状態、この状態でも彼に無理させて投げさせたプレイコールいろいろ責任はあるでしょうが、しっかり反省しこの教訓を生かしていただきたいです。

ちなみに、昨シーズンの出場したQBは全員ブラウンズから旅立っていきました。
デショーン・カイザーは グリーンベイ・パッカーズ 
ケビン・ホーガンは ワシントン・レッドスキンズ
 
コーディ・ケスラーは ジャクソンビル・ジャガー
 

それぞれバックアップとして補強されたようです。新天地での指導で生まれ変わることを願っています。移籍先で活躍されると悔しいという気持ちも多少はありますが、よかったなぁという気持ちのほうが強いですので、ぜひ活躍できるように頑張っていただきたいです。


 ディフェンス面を簡単に総括

ディフェンス スタッツ 順位
平均失点 25.6 31
喪失ヤード 328.1 14
喪失ランヤード 97.9 7
喪失パスヤード 230.2 19
被3rdダウン成功率(%) 40.6 24
ドライブ失点率(%) 36.8 23
サック数 34 21
QBヒット数 76 26
ロスタックル数 97 2
インターセプト 7 31
パスディフェンス 73 16
ファンブルフォース 14 7

良くもないが圧倒的に悪いというわけでもないかなと。ラン守備に関してはLB陣が頑張った
クリスチャン・カークシー  138タックル 3.5サック 2FF
ジョー・ショバート  144タックル 3.0サック 3FF
ジェレミー・コリンズ  31タックル 1.0サック 1FF
ジェームス・バージェス  75タックル 4.0サック 1FF


コリンズがWeek8で離脱してからラン守備が不調な試合が続いたが、全体として見れば十分評価できる出来だった。


パスラッシュに関しては、やっぱり物足りなさは感じた。1巡目ルーキーEDGEマイルズ・ギャレットの存在は確かに大きかったが、ギャレット以外がもう一つ足りないという感じで、ギャレットさえ抑えておけばいいと認識されたことだろう。今シーズンは特に補強はしてないので、成長しギャレット以外にも注意を引ける選手が出てくることを願うしかないでしょう。


パス守備に関しては何度も記事で指摘していた、DBのアサイメントミスの多さです。意思の疎通の大事さが痛感されたシーズンでしたね。あんなに定期的にエンドゾーンでワイドオープンになってちゃ他が頑張っても意味がなくなっちゃいます。最後まで修正できませんでしたね。

今シーズンはDB陣は大幅に入れ替えをしました。あのワイドオープンを絶対になくすのは難しいかもしれないですが、最悪でもシーズンで1・2回くらいに抑えていただきたいです。

 ポジティブプレイ・オブ・ザ・イヤー

最後はブラウンズの良かったプレイ プレイヤーを表彰して無事終演といたします。


攻撃優秀プレイ
Week5 TEデイビット・ヌジョクー 21yTDレシーブ

ワンハンドダイビングキャッチというド派手な逆転のTDレシーブでした。
32回 386y 4TDレシーブ とルーキーシーズンとしては上々な出来でした。今シーズンはレシービングTEとしてプロボウルに選ばれるくらいの活躍を期待したいです。それだけのポテンシャルを秘めている選手だと思います。



守備優秀プレイ
Week8 EDGE カール・ナシブ
LBジョー・ショーバート インターセプト
EDGEナシブがパスを触り上空に上がったボールをLBショバートがインターセプトを取ったいいプレッシャーをかけたプレイでした。このDLが触ってターンオーバーになるプレイ好きなんですよね。


EDGEナシブはオグバーと先発争いをしていて、どちらももう一つ何か足りないという印象です。今シーズンもその先発争いとなりますが、HCとしてはオグバーに期待しているらしいので、正念場といったところでしょうね。


LBショバートは先シーズン143タックル 3.0サック 3ファンブルフォースと大活躍しブラウンズで唯一プロボウルに選出されました。まだプロ2年目という若い選手なのでこれからブラウンズの中心選手としてどっしりと構えてほしい選手です。

ただ今シーズンはイーグルスからLBマイケル・ケンドリックスを獲得しており、せっかく飛躍したのに出番が少なくなる可能性もでてきてしまいました。どういう意図でこの補強をしたのかかなり困惑しております。唯一補強しなくていいポジションだと思ってたんですがね・・・・


ブラウンズ プレイヤーオブ・ザ・イヤー2017

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チームは勝てませんでしたが、彼が居なかったらもっと攻撃がボロボロで進まなかったことでしょう。
ラン 82回 348y アベレージ4.2y 4TD
パス 74回 693y アベレージ9.4y 3TD

TD獲得数はブラウンズで一番でした。RBですがブラウンズ内ではリーディングレシーバーとして随所に活躍していました。

今シーズン49ersからRBカルロス・ハイド ドラフト2巡でニック・チャブを補強し、ジョンソン評価されてないのか?と思われましたが、3年15Mという現代のRBとしては高額な契約延長をしました。

ブラウンズRBジョンソンが3年約17億円でチーム残留 | NFL JAPAN.COMブラウンズRBジョンソンが3年約17億円でチーム残留 | NFL JAPAN.COM 

これに関しては本当に良かった。スロットレシーバーと考えればかなりお安いですしね。今シーズンもランアフターキャッチでチームを助ける活躍をしてほしいです。


ということで、これにて『なぜブラウンズは全敗で終わってしまったのか、冷静に見直す』

-完-